IP電話(アイピーでんわ)は、広い意味では電話網の一部もしくは全てにVoIP技術を利用する電話サービスである。音声のみのものが多いが、動画も利用できるテレビ電話サービスなども可能である。
狭い意味では、VoIP技術を加入者回線に利用するもののうち電気通信役務として規制されるものをさす。多くの国では、公衆交換電話網と相互接続されるものが該当する。電気通信事業者のIP加入者線を利用した電話番号の割り当てられるもの、インターネットをアクセス回線として利用した電話番号の割り当てられるもの、インターネットを利用した電話番号が割り当てられず発信のみのものに大別される。
また、一般的にはIP電話との認知は無いまたは薄いが、中継網にVoIPを活用している中継電話もある。IP電話とVoIPを区別せずに記述する向きもある。また、IPセントレックスなど内線電話のVoIP化として利用も増えている。
固定電話と比較して、以下のような特徴がある。
家庭用のものではアクセス回線にはFTTHやADSLなどの、いわゆるブロードバンド回線を利用する。音声をデータ圧縮・符号化してIPパケットに分割し、比較的安価なIPネットワークによりリアルタイム伝送する(この技術は一般的にVoIPと呼ばれる)。
電話交換機(高価で有資格者による工事や煩雑な保守を必要とする)の代わりにIP電話サーバを使用する。(以下はSIPの場合)
IP電話加入者データを元に通信を制御する「加入者系呼制御サーバ」(SIPサーバ)、IP電話と他のIPネットワークとの通信を制御する「中継系呼処理サーバ」(CAサーバ)、これらを連携させる「呼処理サーバ」(SIP連携サーバ)の他、従来の電話網側には「相互接続用関門交換機」が設置されている。
プレゼンス管理・ボイスメール・電話会議・テレビ電話サービスなどその他の付加価値をつけたものも存在する。
ネットワーク構成の自由度を生かして、電話の音声帯域を拡張し(〜7KHz、G722)高音質化を図ったものも一部にある。
注意点として以下の点があげられる。
停電時に局給電による電話が使えない(停電を補償するにはUPSが必要)。
対照的に、ISDNではTA(Terminal Adapter)に乾電池を装備したり、局給電に対応したTAを使用することにより、停電時でも電話は使用可能。また、基本的にIP電話回線は特定の物理的回線には依存しない(ADSL/CATV/FTTH/FTTx/専用線と多様)ため、停電時の問題解決も一様ではない。
ただし近年は広く普及した携帯電話・PHSにより代替すれば良く、災害時の長期・大規模停電を除いては、重要な問題とは言えなくなっている。
発展途上の技術であるので、標準化が完全でない部分がある。
障害発生時の原因の特定・回復に時間がかかる場合がある。
緊急通報や特殊通話が出来ない場合や、通信できない電話番号がある。
電話の付加サービスが無いか仕様が異なる場合がある。
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【お役立ちメモ】
ここ最近、視力回復手術であるレーシックをする人が増えている。レーシックには色々な術式があるが、現在はイントラレーシックが主流である。
イントラレーシックと一般的なレーシックの違いはフラップ(角膜に作るフタ)の作成方法にある。通常のレーシックはマイクロケラトームという電動カンナのような装置でフラップを作成する。イントラレーシックはアメリカINTRALASE社製イントラレースFSレーザーを用いて、コンピュータ制御によってフラップを精密に作成する。これにより、一段と安全で正確にフラップを作成することが可能である。
通常のレーシックにおいてもマイクロケラトームにより精巧なフラップを作成することは可能とされているが、カンナ部分の往復運動によりフラップの断面が若干でこぼこしたり、ヒンジ(フラップのつなぎ目)の部分が斜めになるため、まれにシワの原因となることがある。
一方、イントラレーシックはコンピュータ制御によりフラップを作成するので、断面もヒンジの部分も非常に綺麗な仕上がりが期待できるといわれている。
さらにイントラレーシックは従来のレーシックにくらべてよりフラップを薄く正確に作成することが可能であるので、その分角膜実質層を削りとれる量が増え、通常のレーシックよりも強度の近視を矯正することが可能となる。